• インナー(汗取りパッド付き)を着用する
     脇汗対策の基本。脇部分に吸収パッドが付いた専用インナーを着ることで、汗を肌からすばやく吸収し、アウターに染みにくくします。ユニクロや無印良品などから多種類販売されています。
  • 汗染みが目立ちにくい服の色を選ぶ
     グレーや薄いブルーは汗染みが非常に目立ちやすいので避けた方が無難。逆に、白・黒・ネイビー・濃い柄物などは汗染みが目立ちにくいカラーです。
  • 汗じみ防止スプレーを活用する
     衣類の内側にスプレーすることで、生地に防水効果を持たせて汗染みを防ぐ製品があります。洗濯しても一定回数は効果が持続するタイプが多く、日常的な対策として便利です。
  • 制汗剤を使って汗を抑える
     肌に直接塗るロールオンやスティックタイプの制汗剤を使用することで、発汗自体を抑え、汗染みの原因を減らせます。汗腺の活動を一時的にブロックする「塩化アルミニウム配合」タイプが特におすすめです。
  • こまめに汗を拭く習慣をつける
     外出先では、吸汗性の高いハンカチや汗拭きシートを使って、汗をかいたらすぐ拭き取ることで、服への染み込みを防ぐことができます。メントール配合のシートは肌の冷却効果もあります。
  • 速乾性・吸汗性の高い素材の服を選ぶ
     コットン100%のTシャツは吸水性は良いですが乾きにくいため、汗が残って染みになりがち。ポリエステルや機能性素材(ドライメッシュなど)を使用した衣類は、汗を拡散・速乾しやすく、染みを軽減できます。
  • 脇汗パッドを使う
     衣類に直接貼る使い捨てタイプの脇汗パッドを使えば、汗を吸収してくれて服に染み出すのを防げます。厚みがあるものを選ぶと吸収力も高まります。インナーと併用するとより安心です。
  • 衣類の裏地に汗ガードを縫い付ける(自作対策)
     裁縫に慣れている方であれば、汗を吸収するパッドやタオル地などを縫い付けて、洗える汗染みガードを作成することも可能です。お気に入りの服を守りたい時に有効です。
  • 脇ボトックスなど医療的手段で発汗を抑える
     どうしても汗の量が多く、日常的な対策で不十分な場合は、ボトックス注射などの医療的な方法もあります。発汗の原因自体を減らすことで、服の汗染み問題を根本的に解決できます。
  • 洗濯の工夫で染み残りを防ぐ
     汗染みがついてしまった服は、酸素系漂白剤を使ったつけ置きや、クエン酸での中和処理などを行うことで黄ばみや色残りを防げます。早めの対応が大切です。

このように、汗染みを防ぐには「汗を出さない」「汗を吸収する」「汗が目立ちにくい工夫をする」の3つの視点で対策を組み合わせることが効果的です。